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精一杯咲いて実をつけて種を残す

精一杯咲いて実をつけて種を残す

投稿日:2023年8月08日

閲覧数:971

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ヒペリカムは、鮮やかな黄色の花を咲かせ、10本ほどのおしべが放射線状に広がっているのが特徴です。花が終わると実る、赤や白、ピンク色の実が可愛らしく、花よりも実の方がよく知られています。実は公園などでも見ることのできる、思った以上になじみのある植物なのです。
「ヒペリカム」という名の由来は、ギリシア語の「hypo(下)」と「erice(草むら)」から来ているそうです。ヒペリカムは、鮮やかな黄色の花を咲かせ、10本ほどのおしべが放射線状に広がっているのが特徴です。花が終わると実る、赤や白、ピンク色の実が可愛らしく、花よりも実の方がよく知られています。西東京市市内でも公園や道路脇の植え込みなどでも見ることのできる、なじみのある植物です。
ヒペリカムは、世界に広く約460種が分布するオトギリソウ科オトギリソウ属の植物です。オトギリソウ属の中で園芸植物として古くから栽培されているのは、中国原産のキンシバイやビヨウヤナギです。近年では昔から薬用として利用されてきたオトギリソウに加え、海外から導入された新しい品種が栽培されるようになり、これらを総して学名である「ヒペリカム」のと呼んでいます。「ヒペリカム」という名の由来は、ギリシア語の「hypo(下)」と「erice(草むら)」から来ているそうです。
日本でなじみのある「弟切草」という名前には、少し怖い花言葉があります。それは、「秘密」「裏切り」などです。これは、平安時代に弟切草を、秘密の薬草として使っていた兄を裏切って、弟がその薬草の情報を人に教えてしまったという伝説に由来しています。兄の怒りを買った弟は手討ちにされてしまい、花びらにある斑点は、その血が飛び散った後だという説もあります。
「ヒペリカム」の花言葉は、美しい花の時期が終わっても、すぐに実を楽しめる期間が来ることから、「悲しみは長く続かない」。花が散って残念だと思っても、すぐに可愛らしい実が見られるのは嬉しいですね。もう一つ、「きらめき」という花言葉もあり、これは、まるで黄金に輝くような花の色が由来しています。
真っ赤な赤い実からは想像できない、存在感のある花に驚いた方も多いのではないでしょうか。放射線状に広がるおしべも、まるで太陽の光線のようで「きらめき」という花言葉がつけられたのも納得できます。

コメント(2件)

ポニーテール

ゆうちゃん 子供の頃から万能薬としてオトギリソウを焼酎に漬けたものをよく使っていました。切り傷はもちろんのこと、歯の痛みやニキビまでなんでも直してくれました。そんなオトギリソウがキンシバイやビヨウヤナギと同じ華やかなヒペリカムだなんて信じられません。野草のせいか花は野菊程度の小さな黄色い花でした。

2023-10-20 18:36:17

ゆうちゃん

美しい花は、見る者によってそれが様々な意味あいを持つんですね。 どの花言葉もぴったりに思えるから不思議です。

2023-10-19 21:58:42

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