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グミ
投稿日:2025年5月27日
閲覧数:54
住む人がいなくなった家の荒れた庭から、笹竹にまぎれて、さまざまな枝が伸びてきている。
その中にぷつぷつと赤い実が見えていた。のぞいてみたら、今では珍しいグミだった。
それも、大きめの粒の、渋い奴。小さな粒のグミは甘いが、これは、昔からある極めて渋い奴だ。
でも、とりわけ色がきれいで、初夏に色づいてくるとわくわくして、グミに木の下にいつまでもいたものだった。
食べると、歯の裏に渋が厚く着く。見ただけで口の中に感覚がよみがえる
今は、昨日のことも忘れてしまうというのに、幼いころの記憶は、鮮やかに思い出される。コメント(0件)